期間工から弁護士を目指す男の孤軍奮闘記

法律と情熱で人知れず苦しむ弱い立場の人を救いたい。

行政書士試験の記述式の勉強法➂「初見の問題に対する思考力の訓練とは?」

前回の記事

 

poko1212.hatenablog.com

 

で、記述式の対策として問題を解くことが最適であり、その理由の一つがインプットの最小限化にあると書きました。今回はもう一つの理由である初見の問題に対する思考力の訓練について解説していきたいと思います。

 

 

初見の問題に対する思考力の訓練とは?

 

まず、最初に指摘しておきたいことがあります。それは、

 

行政書士試験の記述式では、同じ問題は2度と出ません。模試や予想問題等と同じ問題も絶対に出ません!

 

これは強調しておきたい重要な事です。ここを誤ると記述式で得点できず、不合格まっしぐらです。

 

ここで、ある程度法律や資格試験の勉強が進んでいる方が反論されるかと思います。市販の過去問集の解説や予備校の過去問の解説では、基本的な判例、条文から出題されている。択一の出題範囲以外からは出ない。だから、重要な判例、条文を覚えればよい。と。

 

たしかに、記述式は基本的な判例、条文から出題されます。さらに、択一の出題範囲より狭い範囲で出されます。

 

しかし、択一のインプットだけ記述式が解けるでしょうか?解けません。なぜ分かるのか?1年目に不合格だった私がそうだったからです。記述式であと少し取れていたら合格してました。不合格通知を見て非常に悔しかったのを思い出します。

 

では、知識としては十分あるのだが、なぜ解けないのか?

 

それは現在の記述式の出題形式が事例問題だからです。択一の場合、5個の選択肢から1つの正答を選べば終了です。しかし、事例問題を40字で解答する記述式は、解答が1つではなく何十通りも存在するのです。よって、解答を判例、条文に基づいて自分で考えて書かなければならないのです。

 

さらに、事例問題は無限に問題を作れます。同じ判例、条文が論点になっていても初見の問題をいくらでも作れるのです。

 

したがって、

記述式対策=事例問題対策=初見の問題に対する思考力の訓練+重要な判例、条文の知識

となります。

そして、初見の問題に対する思考力を鍛えるには、本試験と同じ事例問題を自分の頭で考えて実際に書くことが最適です。

 

では、どのように問題を解いていけばいいのか?また、分からないときのインプットの方法(量、質、時間)はどうすればいいか?次回はこの点について書いていきたいと思います。


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