宮迫の謝罪会見について - 期間工から弁護士を目指す男の孤軍奮闘記

YouTubeで雨上がり決死隊の宮迫とロンドンブーツのりょうの謝罪会見を見ました。今回は、この件について書きたいと思います。

前々から特に強い関心があった訳ではありません。が、たまたま見たYouTubeで映された宮迫さんとりょうさんの姿が、あまりにも凄惨だったので、思うことがあり記事にしようと考えました。

謝罪会見で明らかにされた事実の概要(宮迫氏とりょう氏の言い分に基づけば)

①宮迫氏とりょう氏がカラテカのいりえ氏に直の営業(吉本興業を通さない営業)を持ちかけられる。その際、反社会的勢力ではないことを確認する。ギャラは宮迫氏が100万、りょう氏が50万とした。
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②宮迫氏とりょう氏が反社会的勢力のパーティーに参加する。この際、両名とも反社会的勢力であることを全く認識していなかった。
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③週刊誌に両名が反社会的勢力のパーティーに参加していた写真と記事を報道する。ギャラの支払いがあったとした。
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④両名に対し、記者等がギャラの支払いの有無を問う。その際、両名ともギャラは受け取っていないと回答する。
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⑤２度目の報道が週刊誌で出される。その際、宮迫氏と反社会的勢力の繋がりが報じられる。しかし、それは事実無根である(と今回の謝罪会見で宮迫氏が否定する)
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⑥この報道がきっかけで社会的に大きな波紋が広がる。反社会的勢力と認識しながらギャラを受け取っていたと報じられたからである。反社会的勢力は近年社会問題となっている詐欺グループである。報道によれば、詐欺にあった被害者の金銭をギャラという形で間接的に両名が受け取っていたことになるからである。
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⑦両名はことの重大さから吉本興業の社長に対し、すぐに謝罪会見(金銭を受け取っていないと嘘をついたことについての)をしたいと交渉するが、しばらく「静観」するよう説得される。そして、謹慎を命じる。
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⑧その後、両名は何度も社長に会見を開きたいと言うが、拒否される。追い詰められた両名は弁護士を依頼し、再度交渉を試みる。が、社長には会えず吉本サイドの弁護士が対応する。その際、会見を開いてもいいが、契約時を解除するか、引退するかという条件をつけられる。
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⑨打つ手が無くなった両名は、自力で今回の謝罪会見を開き、事実を伝えることになった。宮迫氏は会見前、りょう氏は会見中に吉本興行から契約を解除される。なお、両名とも引退はしないという。

会見を見た感想

両名の発言が真実であるならば、吉本興業の対応は酷すぎる。第2の報道が事実無根であるならば、名誉毀損でただの犯罪だ。両名の発言が真実である証拠が出されたわけではないが(宮迫氏はパーティーにいた店長が証言してくれるといっている)しかし、会見でのりょう氏の涙を流しながら事実だけを伝えようとする姿は演技で出せるようなものではないと思う。

であるならば、両名は反社会的勢力という認識がなく営業をした可能性が高く、それを見抜くことも難しい状況であったことを考えると、両名を非難することはできない。

たしかに、両名は第一の報道後、金銭を受け取っていないと虚偽の告白をした。しかし、ギャラは両名の地位からいって不相当に多額ではない。そして、法的責任を問われるわけではない一つの嘘で、契約解除という事実上３０年あまり続けてきたお笑い芸人としての活動を困難にする制裁は不相当に過大であると思う。吉本興業以外で活動する道はあるが。

契約解除という最悪な結果を防ぐことはできなかったのか。両名が弁護士に依頼したことで、吉本サイドの態度が硬化したと推測できる。しかし、弁護士を頼むまで両名を追い詰めたのは吉本側であるから、やはり、今回の騒動の原因は吉本興業にあると思う。

どんな形であれ両名の早期の復活を願う。今回の会見で吉本側はどうでるかね。松本氏がTwitterで動くといったようだが、その動向も気になるね。

たまプラーザのスタバにて⬇

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