前回の続きでーす(^^)/
錦糸町のニューウィングのセルフロウリュに入ったが、そこには積年のおっさんの加齢臭が凝縮されていた。
私は耐えられなくなって、熱いのか臭いのかも分からずサウナ室を出た。
無職が動くまで、あと三時間。
その後、水風呂に入る。ここの水風呂はミニプールとなっている。
泳げるのだ。しかも温度も14℃となかなか冷えている。
1分ほどで出て、すぐ近くの椅子に座ろうとした。椅子の上にはエアコンのようなマシンが設置されている。そして、椅子の横に「ジャスティスボタン」と書いてあるボタンがあった。私は、
ジャスティス!( ゚Д゚)
と心の中で叫び、ボタンを押した。
ポチっとな…。
そして、マシンの下に座る。
……。
霧が降ってきた!
さらに、温風が流れてくる。
心地よい(*´ω`*)
でも、やっぱり、
ちょっと、くせぇ!(´◉◞౪◟◉)
だけど、次第に私の体はトランス状態になっていき、
ととのったー(´ω`*)
恐るべし、老舗のニューウィング。いい仕事している。クサいが…。
その後、何セットか繰り返して、腹が減ったので食事処に向かった。
メニューを開くと、
周囲を見渡すと、おっさんどもは皆この鍋を頼んでいるようだ。私もこの鍋を頼んだ。
うまい!実家にいるような安心感のある味だ。
腹が満たされたので、しばらくゴロゴロする。
リクライニングチェアも古くて堅かった…(-ω-)
漫画コーナーはタバコ臭かった。吸う人にはいいかも。
仮眠室は真っ暗でガチで寝られると思う。布団一式が敷かれていた。
4時間プランの時間制限が近づいてきたので、店を出た。
外はもう暗くなっていた。そこに、
「おにいさん、おっぱいどうですか?(´ω`*)」
イケメンのキャッチが優しい声で近寄ってきた!
さすが、東京のキャッチだ。
なれてやがる。
私の財布には2万円が入っていた。キャッチの問いに対し、私の脳内では様々な考えが錯綜した。そして、その時、無職が動いた。
けっこうです!( ー`дー´)キリッ
彼は生前、なぜ、あの時に断ったのかと友人に訊かれた。彼はこう言った。
「こういう時のために、朝に家でスッキリしておいたのである」
その後、彼は弁護士となり、多くの社会的弱者を救った。
錦糸町の庶民は彼の功績を称え、スッキリ地蔵を建立した。今でもスッキリさまという愛称で庶民に親しまれている。
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