司法試験予備校の無料説明会に行ってきた。
普段は独学で司法試験予備試験の勉強をしています。1日平均30分ぐらいやっています。休日は1時間半ぐらい。何事もコツコツとが大事。
こんな感じで問題演習とインプットを繰り返す日々。やっぱエメマンだね。⬇
そんで、前々からYouTubeで宣伝している予備校の講座が気になっていたので、場所も近いし行ってきました。勉強に行き詰まったというわけではなく、何か学ぶものはないかと思ったからです。
会場は新宿駅の近く。方向音痴なため若干迷いました。最初○○ビル2に着いたのですが、○○ビル1の方が正解でした(笑)
開始時間の5分前に会場に到着。
受付の人「予備試験説明会参加の方ですか?」(ニコッ)(^_^)
心の声 「しめしめ、またカモが一人きたか」(邪推)
室内は予想よりこじんまりとしていた。20人ぐらいの収用規模の部屋。最前列が全部空いていたので促されるが、お断りする。この規模で最前列はキツい。すでに席は8割ほど埋まっていた。ざっと見て20代から30代の男性会社員が大半だ。女性は3人いた。
かわいい女子大生っぽい子が一人いたのは見逃していない(笑)
皆、真剣に話しを聞いていた。受かれば人生が変わる試験だから、そりゃそうだよね。これに対して、昨年参加した伊藤塾の行政書士試験、本試験分析会では気楽な感じだった。年齢も40代、50代が中心。
席に置かれていた⬇
事前に参加特典として十万円分の講座割引があると聞いていた。しかし、会場で初めて聞いた条件があり、説明会後に(その場で)講座予約書を提出して、その一週間以内に振り込む(50万相当)と割引適用になるとのこと。
そういうやり口ね(笑)
説明会で最大限不安を煽って、冷静な判断力を失っている間に契約させるという(笑)でも、法律の初学者であれば有益な講座だと思う。
説明会は資格スクエアの代表鬼頭氏が自ら行った。
さすが東大卒の弁護士だけあって、分かりやすい内容だった。一時間弱の内容だったが、20分ぐらいに感じた。
内容は、
①いまの次期がチャンス(ニーズ喚起)
⬇
②論文は独学では無理(不安を煽る)
⬇
③資格スクエアの講座がいかに良いか(競合他社との差別化)
⬇
④一緒に頑張りましょう(訴求)
というものだった。典型的な営業手法だが、それが分からないぐらい自然に説明されていた。すごいプレゼン能力だ。講座内容も素直に充実したものだなと思った。
まぁ、申し込まないけどね(笑)単科では活用するかもしれない。論文の添削とかね。
説明会が終わったら即帰るつもりだった。しかし、会場内がガヤガヤしていて話しやすい雰囲気だったので、スタッフに疑問点を一つ訊いてみた。それがそもそもの間違えだった(笑)
質問したら待ってましたと言わんばかりに、グイグイくるわくるわ。仕事だからしょうがないんだろうけど。今、契約させる前提で話してくるから、会話が噛み合わない。私は仕事で忙しいからコツコツ長期的に勉強をすると言ってるのに、それはオススメできませんと否定してくる。
マニュアル通りにやってるからそうなるんだろうな。私もかつて進研○ミの電話営業やったことがある。まず、顧客の話しをよく聴いて、相手の状況を理解すること、しようとすることが重要だと思う。
それを飛ばして顧客のネガティブ発言をマニュアルに沿って潰そうとするから、訴求が響かないんだろう。
スタッフと話すのが嫌になって、最後に鬼頭氏と話した。よく話しを聴いてくれ、打てば響くような感じだった。さすがだなぁ。
専門的な内容以外はスタッフに訊いた内容と同じ質問をした。回答も同じだった。しかし、なんだろう。納得感が全然違う。傾聴するって大事なんだなぁ。
あと、スタッフも鬼頭氏も独学では合格できないと(間接的に)言ってくる。俺のいったい何が分かるんだ?(笑)行政書士受かってると言ったら態度が変わったけど。それなら安心ですねと。もし、行政書士持ってなくて法律の勉強経験も無かったら、予備校の言葉を鵜呑みにしてただろうな。
そう考えると自分の専門分野以外は安易に手を出すべきではないな。やるんだったら、最初は損失ありきでやらなければ。
なぉ、鬼頭氏はすごい経歴なのに気さくで話しやすかった。たいてい、組織の長って威張ってるのに、すごいと思った。威張ってたら、ビビって話しかけていない。こういう類いの人を師にすべきかもしれない。鬼頭氏は忙しいから、他の予備校にも行ってみる価値はありそうだ。
ちなみに、昨年辰巳法律研究所で予備試験戦略セミナー(無料)に行った。始まる前にトイレに行きたくなって事務室を通ったら、所長(登檀予定の)が事務員に横柄な態度をとっていた。あと、「お姉ちゃん来てる?」って事務員に訊いていた(笑)
あと、今年の伊藤塾の行政書士試験合格祝賀会に参加した。講師陣は全員参加していたが、塾長はビデオ出演だった。ここの塾長はなかなか見れない。自分を神格化したいのかな。ちがうか。
今日の出来事で司馬遼太郎著「峠」の主人公、幕末の激動期に最後まで武士を貫いた男、河井継之介の名言を思い出した。
「人に会いに行くというのは、喰うか喰われるかである。相手の力量が自分より上であれば喰われる(精神的に)。だから、人に会うというのは、常に真剣勝負だ。が、俺は喰われてもいいと思っている
。喰われることで自分という人間が破壊され成長するからだ。」
確かこういう感じだった気がする。
今回、私は喰われても喰ってもいない。スタッフには法的知識が無いので私を喰えない。私は喰わない。スタッフのマニュアル通りの回答に対して、深堀りの質問をして無知を悟らせることも可能であった。けど、やらない。闘う場所を間違えてはならない。
鬼頭氏は私を喰えるが喰わなかった。論破して恥をかかすこともできただろう。私は鬼頭氏を喰えない。本気で守りたいものを攻撃されたら別だが。
今日はめっちゃ疲れた。鬼頭氏のプレゼンでいい情報収集ができたのは良かった。私は感受性が強いので、対面で話すと人の感情が自分に流れてきてしまう。やっぱ営業は向いてないな。
それじゃ、また見てくれよな!(^ω^)/
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