期間工から弁護士を目指す男の孤軍奮闘記

法律と情熱で人知れず苦しむ弱い立場の人を救いたい。

期間工→公務員になる方法⑤(教養論文編)

今回は、教養論文試験について書きたいと思います。

論文対策の重要性

国家公務員試験一般職では、教養論文試験が出題されます。公務員試験はほとんどの受験生が一次試験に合格点するために全精力を注ぎます。それでも8割の受験生が一次試験で不合格になります。そのため、論文対策まで手が回らない受験生がほとんどです。

しかし、最終合格し内定を得るためには、一次試験の点数+論文+面接の総合点で高い得点を得る必要があります。特に論文は対策するのとしないのでは歴然とした差が出ます。

また、択一試験の記憶系の科目と違って、急には実力が付かないのが論文の特徴です。漢字力、語彙力、文章力、論理的思考力、人間性の全てが試されるからです。

したがって、数的処理、民法と同様に早急に対策を始めなければなりません。

教養論文の対策

結論から言うと、週に1回、過去問を書く、です。
これ以上の頻度だと択一試験に影響がでてしまうからです。

最初は時間を気にしないで、調べるのも自由という条件で書きます。そして、自力で完成させた論文を他人に見せて批評してもらいます。他人からの意見で自分では気づかなかった点が判明したりします。その気付きを大切にして、自分の考えを深めます。論文は広く多角的な視野も必要です。そして、また過去問を解きます。

論文を書いていて分からない漢字が出てきたらその都度調べて、漢字力を鍛えます。模範解答を読む時に分からない言葉が出てきたら調べ、語彙力を上げていきます。あとは、自分の文章の悪いくせを他人から指摘してもらい、文章力を上げます。

最初は文章を書くスピードが遅くても、何度も過去問を書いているうちにスピードが上がり、説得力のある文章が書けるようになってきます。大切なのは、他人から批評を定期的に受けるということです。予備校の模試の添削サービスがありますが、本試験直前期の2回ぐらいしかありません。それまでは、知人やネットのサービスを利用しながら、少なくとも月1回は添削をするべきです。

あとは、日頃からニュースと新聞を読み、論文に必要な知識をインプットします。新聞は一面と社説で充分です。

本試験が近づいてきたら制限時間内に書けるように時間を計って解きます。

これらを1年以上前から継続すれば、教養論文試験で高得点が取れます。

以上が教養論文の対策です。数的処理と民法と教養論文は急に伸びず、配点も高いためメインに対策していくべきです。次回は一般教養科目の知識編を書きたいと思います。

[http://
資格受験ランキング]