期間工から弁護士を目指す男の孤軍奮闘記

法律と情熱で人知れず苦しむ弱い立場の人を救いたい。

期間工→公務員になる方法③(勉強、数的処理編)

前回の記事では、期間工から公務員になるための戦略を紹介しました。今回は、公務員試験合格のための具体的な勉強法を紹介します。

期間工が取るべき基本的な勉強の戦略は、高校までに必要な積み上げがいらない専門科目に特化するべきである。と、前回は書きました。

しかし、公務員試験には各科目ごとに基準点があります。基準点とは、各科目ごとに最低限とらなければならない点数のことです。よって、専門科目でどんなに高得点が取れても、教養科目や論文で基準点に達しなければ不合格となります。

このことから、必然的に専門科目に対策を集中しつつ、他の科目は基準点以上ないし平均を目指すという戦術が導き出されます。

以上を前提に、国家公務員一般職試験の勉強法の重要な点を書きます。

①数的処理を得点源にする。

現在の公務員試験は教養科目の択一試験で、一般知能と呼ばれる分野から7割ぐらいが出題されます。その大半を占めるのが数的処理です。数的処理とは、ザックリいうと、中学二年から高校一年時ぐらいの数学の知識を元にして、論理的に解けるクイズのようなものです。

この数的処理は受験上、出題数の多さから最も重要な科目といっていいでしょう。にもかかわらず、苦手とする受験生が多いです。私も克服するまで苦労しました。


数的処理の勉強法

まず、実際の過去問を時間を計って解きましょう。もし、スラスラ解けるのであれば、対策の必要はありません。希にそのような人もいます。しかし、9割以上の人が解けないので、解説を読みます。おそらく、解説の意味が理解できないと思います。

そこで、問題のレベルを下げます。高卒の公務員試験や大卒警察官の過去問を解きます。それでも解けないと思われますので、解説を読み、どうすればとけるのかを考え、理解します。

ここで重要なのが、同じ問題を何度も解かない、ということです。

同じ問題ではなく、似たような初見の問題を自分の頭で考えて解く。そして、それを数多くこなすことが重要です。

したがって、最初に過去問集を解いて理解したら、すぐに他の過去問集をやるべきです。過去問やりつくしたら予想問題や模試の問題をやりましょう。

このような方法をとるのは、数的処理は本試験で同じ問題がでないためです。パターン化された問題なんですがひねりを加えてくるのです。基本を変化球で聞いてくるので、見たような問題だが…解けない!という事態に陥ってしまうのです。そのため、ストレートばかりではなく、どんな球も打てるようにしなければなりません。

次は、
民法、経済原論は最初に手を付ける。
③論文は週に1回は書く。
ですが、長くなったので次回書きたいと思います。

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